旧きを尊ぶ心と技術

樹齢数百年の銘木も良いですが、見てください。
旧い木を生かし必要なところだけに新しい材を補うこの美しさ。
技術も、考え方も素晴らしいと思うのです。
衣食住で幸せを運ぶ 日本ISJ研究所
樹齢数百年の銘木も良いですが、見てください。
旧い木を生かし必要なところだけに新しい材を補うこの美しさ。
技術も、考え方も素晴らしいと思うのです。
いつもホームページを見ていただき本当にありがとうございます。
おかげさまで樅の木のファンが着実に増えているのを感じます。今後も新しい樅の木グッズなど、楽しめるモノ、役に立つモノ、喜んでいただけるモノを提供して行きたいと考えています。
もちろん樅の木に限らず、杉の一枚テーブル、広葉樹のテーブルなどオンリーワンのものをお届けしたいと思います。また「はごろも」という弊社の塗り壁もきっとご満足していただけるのではないかと思います。
まだまだ、形にしたいものが私の頭の中にた〜くさんあります。
例えば、下の写真の郵便受け。〒マークが分かるかな?
出し入れの工夫もバッチリ!
木の家には、やっぱり木の郵便受けですよね。
先日もご紹介させていただきましたが、
150年前の古民家再生のお手伝いをさせていただきましたので、動画を作ってみました。
暑い日が続いていますが、体調管理は万全ですか?
そういう私は特に何もしていないんですけどね…
でも、私がこうだ!と信じる家づくりを、
そうだ!って言ってくださる方にお届けすることは
苦労でも何でもないんですよね。
今回もご縁あって、内藤材木店としてつくらせていただきました。
ご縁があって、築150年の古民家をリフォームさせていただきました。基礎からつくり直していますが、必要以上に現代のライフスタイルに合わせないで、昔の端正な間取りを残してリフォームしてあります。
自分でつくっておいてなんですが、もうしびれるぐらい良い家ができたと思います。
今回は新しいプロジェクト設立のために九州に二日間行ってきました。もちろんマルサ工業、前田産業、そしていつもお世話になっている竹下社長の現場、そして天井・壁・床にこれでもかとモミの木を使用してある事務所兼展示室も見学させていただきました。
しかもすべて無塗装のモミの木のです。私もたくさんの現場を見学していますが、空気の質、そして爽やかさはモミの木の家の中でも3本の指に入ります。やはり、無塗装ということ、そしてモミの木を使用する面積と空気の質はイコールするということを改めて実感しました。
新しいプロジェクトに参加をする三人の方と一緒に行こうとしていたのですが、急きょムラモト社長一人になってしまいましたが、二日間お疲れ様でした。いかがでしたか?例えムラモトさんが、床材・木のプロであっても天地がひっくり返るほどの違いを感じていただけたのではないでしょうか?
これぞ「たかが樅、されど樅」なんです。
意識が高ければ高いほどその違いは分かるものだと思います。二日間の研修のうち竹下社長の現場と堂園大工さんの現場、そして昼食はみんなで「川辺のかつおラーメン」を食べました。とても美味しかったですよ。
里雨庵にもよてみんなで記念写真を撮り、今後のためにしっかりと体感をしていただきました。
ムラモトさんが竹下社長の展示室で一人床に座り、手で触ったり、浮造りを見たりしていた姿を私は見逃しませんでしたよ。
2013.6.18 新プロジェクト設立準備 in 九州樅の木の伝道師
昭和37年頃の天竜の山々での仕事風景を撮影した映像が手に入りました。短く90秒にまとめたのでぜひ見て欲しいと思います。
大型機械もないこの時代に、命がけで山を、木を守ってきた姿がそこにあります。
いま私たちの家づくりに使われている国産材は、まさにここに映っている人たちの手によって大切に育てられた木なのです。
単なるひとつの材料として扱うのではなく、大切に扱って家づくりをしていくことが、山を育ててきた先代の思いを引き継ぐことになるんだと私は思っています。
遠赤外線クッキングヒーター DGHのレシピブックが出来ました。
旬をむかえる「トウモロコシの茹で方」や、「温めなおし」「ご飯の炊き方」など日常的に料理するレシピを中心に「忙しい朝のお助けクッキング」 なんてレシピも掲載しました。
もちろん「ジャンボハンバーグ」のレシピもありますよ。冊子のように綴じなかったのは、これからも美味しいメニューを増やしていきたいからです。すでにDGHをお使いのお客様、私に自慢のレシピを教えてくださいね。
毎年行なっているアヴィエスグループの全国大会に出席をさせていただきました。出席者はグッドリビング・キュウエイコーポレーション・アットアズ・中央建設そして日進産業の石子社長にも来ていただき、短い時間でしたが講演をしていただきました。
各店の営業スタッフの中から成績が優秀な方だけが参加を許される全国大会の中で、個人の成績優秀日本一は、米子店の月森店長でした。2位はキュウエイの後藤さん。お店別では1位が利府店、2位が米子店でした。
そんな中で各店のメンバーひとりひとりがステージ上で今年の目標棟数を掲げ、必ず目標達成のために実行すると全員の前で約束をしました。ここでは言えませんが、すごい数字目標でしたね。
その中で。樅の木の家は何棟かな?スピンオフの使用は?DGHの使用は?でも、そんなことより、まずは目標を掲げたのだから実行あるのみです。
お互いに、お客様に喜んでいただける家づくりをがんばりましょうね。
2013.4.10 アヴィエスグループ全国大会 浜松のホテルくれたけにて
3月末にキュウエイコーポレーションが石巻に新しい展示場をオープンさせます。今、現場は写真の通り急ピッチに進んでいます。展示場は樅の木をふんだんに使用して、しかも今回は床、壁、天井全部を樅の木で仕上げてある部屋もあります。お楽しみにしていてくださいね。(一番楽しみなのは私かも…)
もちろん、遠赤外線クッキングヒーターDGH、そしてすべてスピンオフ仕上げ、まさに理想に近い家です。
しかも責任者は、ベテランで日本一の千葉部長が総括して石巻店を見ます。石巻市は町全体の70%が津波で町が無くなり、この総合展示場の目の前に、なんと…2000区画という、とんでもない街が新たにできます。
その中に今後どれだけの「樅の木の家」ができるのか、今からが楽しみです。
必ずや人から人へと
口伝えにゆっくり進んでいくでしょう。
千葉さん、身体を大切に喜んでいただける家づくりをしていきましょうね
大雪が降った日、私はちょうど東北に居ました。イチョウの木の枝に積もった雪が美しく照らされていましたが、道中も大変で、モミカフェに来てくださったお客様も大変な苦労をしてわざわざ来てくださって、本当に感謝しています。
私の住む浜松は、本当に住みやすいところかもしれませんね。もっと地域の違いや地域の良さを知るべきかもしれません。
頑張りましょう!
格子から漏れる光りが美しいですね。
格子は美しいだけでなく、空気の流れを妨げず、空間に心理的な仕切りをつくってくれますね。この格子を住まいの中と外観に取り入れた家が出来たのでご紹介しますね。
日本ISJ研究所は、目に見えない空気に向き合い、空気を見方にする家づくりを追及しています。業界の安易な空気には決して流されることなく、正しい情報を今年も皆さんにお届けしますよ。
12月5日と6日に、アットアズの徳島店の営業と本社の6人で、樅の木の聖地に研修へ行きました。まずは、前田産業のドイツ樅の製材所からでる、このゴミ?の写真を見てください。
普通の方から見れば、建材には使えないただのゴミかもしれませんね。でも、樅の木を愛する人にとっては、すべて宝の山に見えるのです。樅の木の家を営業されている方なら、決してゴミには見えないはずです。
なぜこれを今回の樅の木の研修で最初に見せたのか?徳島店の営業の方は、初めて樅の製材所を見学しますから、本当に意味での樅の木の素晴らしさを知らないでしょう。一般の人と同じ感性しか持っていないというのが正直なところです。
でも、長く樅の木に携わっていると、これらがゴミに見えなくなるのです。すべてが宝に見えるのです。愛おしいとすら思うのです。そうならなければ嘘だと思います。
樅の木の木片、おがくず、かんなくずは全てまだ再生するのです。おがくずは、消臭効果が最大限に発揮できる場所、牛や豚の敷きワラとして再利用されます。樅の木の木片は、紙の材料としてチップにし製紙工場で再利用されます。
すべては皆さんのところに、形は変われどもまた還ってくるのです。この循環が大切なことなのです。写真のような樅の木を見ただけで、ここにも使えるかも?こうしたらもっと良いかも?もったいないなぁと感じていただければ、樅の木の営業としてまずは第一歩です。
家づくりは簡単なようで簡単ではないのです。家にとって意外と大事なものが風なんです。(しかもタダですよ)通風を良くすることで、エアコンを使わなくても夏は涼しく出来るのです。もし、風通りが悪ければ創風することです。自然の恵みを体で感じ、家の中に取り入れることです。
人は風で感じることで、四季を感じ、心地良い環境だと実感できるのです。
樅の木の素晴らしさは、一度や二度で覚えられるものではありません。まして覚える必要もないのです。もし、樅の木に携わるのなら、体で覚え、そして感じてもらいたいのです。自分の言葉で言えること、これが第一歩です。基本的な木のことは少しづつ覚えてください。マニュアルなんかありませんよ。自分が心の底から良いものだと思っていなければ嘘になってしまいますからね。
今回の研修でこれだけは言えると思います。
自分の目で確認したのだから、あとは自分の責任です。イヤだと思ったら、難しいと思ったら、心から良いと思えなかったら…、やめた方がご自分のためかもしれません。
私はやめませんよ。
樅の木を求める人のために頑張りますからね。そして求める人に、樅を届けること。これが私の役目だと思っていますから…。
2012.12.5~6 樅の木の聖地 アットアズ研修樅の木の伝道師
11月の13日、14日に樅の木の聖地、九州へ
キュウエイコーポレーションの皆さんと行って来ました。
樅の木がどのようにつくられているのか、その過程を五感で感じ取り、どんな人がどんな顔をして作っているのか?
お客様に樅の木を薦める営業の方たちには、
どうしてもここに来て欲しいというのが私の想いなんです。
キュウエイの皆さん、樅の木の聖地での研修おつかれさまでした。九州に行って良かったですか?ひとつひとつの言葉の重みと真実味が増し、これからの営業にきっと違いが顕れますよ。見ると聞くでは全然違いますからね。
だって、
「そうみたいですよ」と
「そうなんです」はまったく違うでしょ?
どちらがよりお客様に伝わるか分かりますよね。
ここが大事なんです。
樅の木の材をつくることがどれほど大変か、そしてどれほど一枚一枚に想いを込めてつくっているか、分かりましたか? 本当に大変な作業をしていることを、見て感じてきましたよね。
樅の木の数パーセントしか、皆さんの手元に届かないことを理解していただけましたよね。無塗装の樅の木、素晴らしいでしょ?でもこのことは、新建設に行った方しか、お客様に言ってはいけませんよ。行っていない人は、本当のところで理解していないわけですからね…。
2012.11.13〜14 キュウエイの樅の木研修樅の木の伝道師
浜松から、樅の木の聖地である鹿児島、宮崎へ足を運ぶのは、すでに50回を超えたでしょうか…
10月15日から2日間、グッドリビングの営業の人たちと、樅の木の聖地へ行ってきました。前回はキュウエイコーポレーション、中央建設、グッドリビングの各社総合で100人近くが行ったときから、もうすでに4年の歳月が流れていたんですね。月日が経つのは本当に早いものです。
すでに退社した人も多く、今回は初めて参加をした人が多かったですね。私はと言うと、鹿児島、宮崎の小林に50回は来ていると思います。私の専門である木の研修、見学でこれほど現場に来ているのは、樅の木以外ありません。営業の方が研修に1回参加をしたからといって、樅の木のことを知っているとは言わないでくださいね。
「たかが樅、されど樅」
なんですよ。
樅の木の聖地に足を運んだ…
これもすべて出逢いと縁なんですね
樅の木で家を建てるお客様に、自分が現場を知らずに、体感もしていないのに、「樅の木はイイです」「樅の木にはこんな効果があるんです」なんて口先だけで言えないよね。 お客様に失礼だよね。それに、自分の言葉で話をしているか、していないかは
お客様が一番分かる
んです。(分かっているんですよ)
だって、リスクがあるのはお客様、真剣なんですから。
住宅の営業は本来、契約を取ることが仕事ではないはずです。お客様に選んでいただいた結果、そこに契約が生まれるんです。
少し考えれば分かるかと思います。お客様にたくさんのサンプルやカタログを見ていただくのが親切だと思っていませんか?それはお客様を迷わせているのではないですか?
例えば、お客様にたくさんの床のサンプルをお見せする…これは必要ないですね。
「私たちは樅の木の床で家づくりをしています」
と、自信を持ってお伝えください。ここでお客様は選択する必要がなくなりますね。
私から言わせてもらうと、予算がどうのこうのではなく、樅の木が好きかどうか?そして、自分たちが扱っている木がどうなのか? 樅の木を薦めるのではなく、「私たちはいろいろな木を扱ってきましたが、最終的に、そして
やっとこの樅の木に辿り着いた
のです」ということなんです。
予算が無いから「ベニヤフロアーにしました…」
ちょっと待ってください。ベニヤフロアーなら他社でも出来ますね。アパートを建てるならいいですけど、違いますよね。
「住む人にダメージを受けさせない」
住む人にとって内装材というものはすごく大事なのです。 その大切さは、九州へ研修に行かれた方なら分かりますよね。今後もまた詳しく書いていきますね。がんばってください。
追伸
新建設の竹下社長のお話は本当に分かりやすく、ブレないその言葉の強さ、信念が心に伝わってきましたね。営業の人たちには、自分の言葉と違うなって心から感じたと思います。本当にありがとうございました。
以前ご紹介した、(株)GDSの本社屋の室内です。
部屋の中心を囲んでいるテーブルは、樹齢200年の杉の板、しかも赤味材のみを使用しています。 一般的な事務所は、各自の机が決まっていていますが、谷野社長から「すべての社員が見渡せ、センターテーブルを中心に各自が好きな位置に座って事務仕事をこなせるようにしたい。」と言われました。
その意志に沿い、
そしてセンターとしてふさわしいテーブルです。
他の写真はこちら→(別サイトが開きます)
今回は中央建設米子店の米田様の完成引き渡しセレモニーに参加をさせていただきました。
素晴らしい家です。
すべての床はモミ、モミ、モミの木です。ダンナ様、そして奥様本当におめでとうございます。これからも末永くお付き合いしましょうね。記念のファブリーズは樅の木の家には必要ないですね。ダンナ様もこれからはファブリーズに追い掛け回されることもないでしょう。
良かった、良かった、
お幸せに
さて、これは何でしょう?なにに使うモノかな?
実は私にも分かりません…。
フードカバーにしようか、照明器具にも使えそう?
まぁ、使い方は人それぞれでいいかなって思います。
大事なのは感性です。あまり型にはまらず自由な発想で物事を考えた方が面白いですよね。まだ試作中の作品ですが、近々発売しようかなと考えているところです。(欲しい人いるかな?いないかな…)
今回のアヴィエスグループの幹部研修会は、オーナーを始めサン勇建設の「樅の木の家」の新しい展示場にて行いました。外観はごく普通の住宅に見えますが、玄関のドアを開ければ、そこはまるで森の中。外は暑いのに、まるで木陰にいるような涼しさ。
そして心地よい風が家の中にも…。
エアコンはありません。
設置していません。それなのにこの涼しさは何?そうなんです。理由は写真を見ていただければ分かっていただけると思います。まして、樅の木の家に住んでいる方なら、同じ体験をしているかと思います。
床も壁もそして天井にも樅、もみ、樅の木…、樅の木を使う量がすごいんです。そして涼しいんです。夏は涼しく、冬は暖かく、梅雨時期のベトベト感なんて、どこ吹く風
樅の木は使いすぎてはダメということはありません。その理由は、まず
柾目
であるということ。視覚に邪魔にならないのです。節があったりすると、人は知らず知らずのうちに、気になる節にピントを合わせます。無意識に合わせてしまうのです。そこに目のストレスが生まれます。(瞳孔の疲れ)
木に節があってもいいのです。それは間違いではありません。、でもたまに行くバンガローならともかく、自分の住まいは毎日生活するところ。ストレスの原因となるものは、なるべく家の中に持ち込まないことです。ニオイも視覚も空気も、肌ざわりも、そして音も。
すべての
五感に心地よく
するためには、
人にやさしい素材を使う
ことです。
五感は正
直なのです。人それぞれ違いはあるけれど、自分を守るためにみんな持っている力なんです。大切にしましょう。慣れてくると人は鈍感になります。でも少しづつ身体が蝕まれていきます。
五感を磨くことで、素晴らしい家づくりができます
。デザインよりも外観よりも、もっと大事なことがあるのです。ほとんどの方は、家づくりが初めての人ですから、自分の好みで決めてしまうことがあるかと思います。でも良く考えてみてください。
住宅に携わる営業の方で、お客様にノーと言ってくれる人に会ったことがありますか?もし、出会えることができたならば(気分は良くないかもしれませんが)、もう少しその方とお話をしてみてください。素晴らしい出逢いが、そこに待っていると思います。
人は食べるものにはすごく気を遣いますね。産地はどこ?無農薬?賞味期限は?などなど…。でも、
24時間空気を吸って今がある
ことに気づいてください。大切なことって目に見えないものが多いのです。詳しいことは、またモミカフェにてお話をさせていただきます。
今回お忙しいなか、サン勇建設のお客様、そして奥さん、本当にありがとうございました。そして望月さん、モミカフェ良かったですよ。素晴らしい家を建てて行きましょうね。
会社は大きくなくてもいいんです。
お客様の指示を得ることができれば。
2012.6.15 アヴィエスグループ研修会 草伽市 サン勇建設 樅の木の家展示場樅の木の伝道師
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