樅の木研修 アットハウジングAZ松山店
今回、四国松山で「樅の木の家」を4月にオープンさせるということで、担当者4名と日本ISJ研究所九州支店の中崎、そして私の6名で樅の木の聖地に行ってきました。一度や二度では樅の木を理解することは難しいのですが、現地に足を運ぶということがまず一番大切なことです。
樅の木のことを知らずに樅の木を薦めることはお客様に対してすごく失礼なことですから、私は九州に研修に来ることが営業の最初の一歩だと思っています。


今回もマルサの工場に行き、樅の木がただの板からどうやって製品になっていくのかを自分たちの目で確認できたと思います。 そして、
工場のみんなが、どれほどしっかり想いを込めて製品づくりをしているのか、
どれほど厳しく検品されているのか、
規格外の樅の木が出荷されずにどれほど倉庫の中にあるのか?
素人の方では絶対に分かりません。それほど厳しく検品されているのです。


ですから、営業の方の質や会社側の理念が、「売ればいい」と安易な考えでは困るのです。樅の木を求めてたくさんの会社、個人の方が私のところに問合せしてきます。でも、樅の木を理解していない人には売ることは出来ないのです。(本当は心痛いのです。ましてや個人の方には…)
前田さんのところにも行きましたね。あの樹齢200年以上のドイツ樅の丸太、しっかりと目に焼き付けてきましたね。原木から柾目の板に製材され、天日干しで樅の木を乾燥している姿、ドイツから届けられた樅の原木から、お客様のところに出荷されるまで約一年の時を刻み届くのです。歩留まりは本当に悪いのです。でもすべては柾目挽きにしてありますよね。芯は割れて製品にならない…確認しましたよね。
松山店のみなさん、
あとはすべて自分です。自分の思いで変わっていくのです。自我があるのもすごくいいけど、生まれてくるときは人はすべて無心なのです。初心に戻ることもすごく大切なことなのです。
新建設の樅の事務所はいかがでしたか?
何か感じたものがありましたか?そして竹下社長のトーク、面白くて余分なことは言わないでしょう、シンプルでしたね。自信がありましたね。そして大事なことは、言葉に魂が入っていましたよね。

よくよく考えれば、すべてはお客様が決めることです。
もしかしたら樅の木がお客様を選んでいるのかもしれません。
竹下社長、いつも本当にありがとうございます。
夕食には前田社長、佐藤社長を囲みお酒を酌み交わしながら、鹿児島でもここにしかない、本当に珍しい南州館の「くまそなべ」を佐藤社長にごちそうになりました。 鹿児島にはたくさんのビジネスホテルがあり、単価競争の中で生き延びていくには本当の意味での差別化をしていかないと生き残れないと思い、南州館ではこの料理を出すことにしたそうです。


とても大きな鋳物の鍋があり、しかもこの鍋は南州館が何十年も前につくり昔は出していた料理だと、社長に聞いたことがあります。仕事は違えど住宅にも言えることだと思いますね。
2014.1.8〜9 樅の木の聖地樅の木の伝道師