カンナのある現場

家づくりの現場で、「カンナ」を削る風景は今ではなかなか見られません。ここの現場ではまず刃を研ぎ、台を直し、カンナで木を削ります。その香りは私の血を湧き立たせるのです。
衣食住で幸せを運ぶ 日本ISJ研究所
家づくりの現場で、「カンナ」を削る風景は今ではなかなか見られません。ここの現場ではまず刃を研ぎ、台を直し、カンナで木を削ります。その香りは私の血を湧き立たせるのです。
人の縁とは本当に不思議なものです。私は「全国に同じ志を持つ仲間たちを」ということで頻繁に九州に行っています。というのは、「行けば解るさ」そんな想いもあり、まず最初はどんな仲間たちがいるのか、そしてこの樅の木に対しどれほど真剣に取り組んでいるのかを、その姿を見て感じてもらいたいと思ってこの九州研修を行っているのです。
今回の方は東京の方で、以前大手ハウスメーカーの所長をなさっていた方です。今思えば10年ちょっと前の話になります。私の知り合いで今は旭硝子に務めている方なのですが「内藤さん、どうしても紹介したい人がいるんだけど…」ということで一度だけお会いした方なのです。
一期一会とは本当に不思議なものですね。三か月ほど前、私の携帯に「内藤さん分かりますか」の声…携帯に表示が出るのですぐ分かりましたが
「えっどうしたんですか?」
「内藤さん、まだ樅の木を扱っているのですか?」
「もちろんですよ」
「実は我が家のリフォームにと…、10年前に説明を受けた樅の木のことがどうしても気になり電話をしてみました」私は「喜んで協力させていただきますよ」と、そんなやり取りの中で「九州へ行きましょう」と話がまとまり今回の研修となりました。
まずはマルサ工業にて研修、そして前田産業にて原木を見学し、ドイツ樅の製材、そして天然乾燥されているモミ、モミ、モミの木の干場へ
前田社長の丁寧な説明を受け、まずは体感していただくことが大切なのです。樅の木を語るには、ここ九州に来なければ本当にことなんて話せない。百聞は一見にしかず!なのです。
そして新建設さんの展示場に行き無塗装の樅の木の家を体感していただきました。(竹下社長いつもありがとうございます)無塗装の樅の木の室内空気は本当に素晴らしい!でも本当の意味で樅の木を知らない人は無理ですね。
九州に行きたい人は内藤に言ってくださいね。素晴らしい社長、熱い想い、そして無塗装の樅の素晴らしさを感じましょう!
2013.10.28〜29 樅の木の聖地研修樅の木の伝道師
アメリカ郊外のウエスタンバー、
ではありません…
バーはバーでも、バーバー(床屋さん)です。
ご夫婦そろってディズニーランドが大好きということで、自分たちも楽しく仕事ができて、お客さんも楽しめる、内装ももちろん心地イイ!そんなお店が完成しました。
内藤材木店で施工させていただきましたのでご紹介しますね。
内藤材木店の新しい倉庫がもうすぐ完成します。
人が住まう家も同じですが、倉庫も単なる「モノ」として考えるとアレを入れよう、コレも入れようと詰め込んでしまいます。倉庫を空間として考える、この空間から生まれる物語を思う…、
考え方を変えるだけでワクワクしてくるのです
もうじき完成するおばあちゃんの離れ
部屋には樅の木を使い、建具も樅の木です。
採光にも最高に気を遣いました
先日、上棟させていただいた「本物の木の家」
木が好きな人のために、本物の木の家を本気でお届けしたい!この思いをこうしてホームページにツラツラと綴っているのですが、本気で探している方には通じるようです。このお客さまはホームページがきっかけになって、こうしてご縁をいただきました。
9月はひと月で2回の九州研修です。今回もまた素晴らしい人たちのご縁をいただき感謝しております。
二か月ほど前に社長のみ参加をしていただき「樅の素晴らしさ」そして「樅を扱う人たちの素晴らしさ」に気づいた社長が「内藤さん、やはり私だけでなくそれを扱う我が社の社員にも体感してもらいたいので一緒に行きたいと思いますのでよろしくお願いします」と社長より嬉しい言葉をいただき実現することができました。
二日間ではありましたが本当に素晴らしい方ばかりでした。今後この人たちと力を合わせ、
何が素晴らしいか
どこが良いのか
衣食住すべてにおいて一歩一歩ではありますが歩んで行きたいと思います。
日本海の荒波に負けず、福井・石川・新潟、よろしくお願いいたします。本当に遠いところまで足をのばしていただきありがとうございました。感謝感謝です。
今度は私が日本海に行きますね。
2013.9.25〜26 九州研修樅の木の伝道師
今回は九州支店の中崎より私に「大将、素晴らしい人がいるのでぜひ私たちの仲間として紹介したいのですが!」という話があったので「九州の聖地に行かない限り、想いを共有する研修に行かない限り、私は認めませんので一緒に行こう!」ということで、九州研修を行いました。
樅の木を理解するには、1回や2回行ったところで分かるものではありませんが、「行動を起こす」これが一番大事なのです。例え木を扱う専門の方でも「体感する」ここが一番大事なのです。樅の木のことを「感性を超えた言葉で伝える… 」これは本当に難しいことなのです。
モノを売ることができる人でも、感性を伝え、その方に行動を起こしてもらうためには並みのことでは動かすことはできません。多くの方はすぐに「商売人だからね」と言われます。(商売人を超えたら何になるのかな?分かる人がいたら教えてください)
私は自分が納得しない限り人には勧めません
そういう性分なんですね。ですからせめて扱う物や素材を自分が誰よりも好きであり、そしてそのことをユーザーに届けることができれば素晴らしいことだと思います。今回は事務所のリフォームをされるということでコーディネーターの方も一緒に参加をしていただきました。ありがとうございました。(ちょっといじり過ぎたかもしれません。ごめんなさいね)
私はまだまだたくさんの素材、商品を持っています。 これからは、共にその素晴らしい誰もが持っていないモノを伝えていきたいと思います。日本ISJ研究所オリジナルの商品もたくさんありますが、お客様には未だお伝えしていません。
今後は素晴らしい仲間たちと一緒に、「衣食住には何が大切なのか」を力を貸していただきながら前進していきましょう。素晴らしいご縁をいただきありがとうございました。
2013.9.18・19 九州研修樅の木の伝道師
先日、築150年の古民家を再生した写真を見ていただいたかと思いますが、完成まで半年という長い時間を掛けたので、携わった職人たちに集まっていただいてお祝いの席を設けさせていただきました。
みんないい顔してますね
良い仕事を成し遂げた顔です。
行ってきましたよ、飛騨高山へ。会社から日帰り予定で出発し往復、約450キロの道のりを(しかも高速を使わず)もくもくと、飛騨の匠の技の家具を見るために…。展示場に着いたのは正午を回っていましたが、食事を摂る時間ももったいない!(ダイエット?)とすぐに目的の家具を見に中に入りました。
写真を見ていただくと分かりますが、会場のディスプレイも素晴らしく、それに負けない匠の家具がたくさんありました。
高山市のさるぼぼにちなんで、木で作ったさるぼぼのグッズを発見しました。2年前にもありましたが今年はさらに磨きが掛かり、素晴らしいものに出来上がっていました。子供たちが遊ぶのにも素晴らしいのですが大人が頭を使って組み上げていくときには、気持ちは童心に戻っていますね。
私はどうしてもこれが欲しくて、モミカフェをするときにもそして、キッズルームの子供たちにもあったほうが良いと思って交渉しましたよ。(欲しい方は私にTELしてくださいね)
「個人の工房でやっているので大量生産ができません。1〜2か月はかかりますがそれでもよろしいいでしょうか?」と。私は「もちろん構いません」とお応えしました。
素人の方では目にとまらないかと思いますが、この方の造る家具には熱い想いとそして、素晴らしい気(木)の遣い方に感動しました。ありがとうございました。
そして照明器具です。
見てください!2年もの間、飽きずにこの会社の照明が好きで追っかけてきました。進化しています。デザイン的にも素晴らしいです。
みなさん、待っていてください。この照明器具を樅の木で作ります。オリジナルですよ。なぜこんなにも進化したのかと聞くと、大手照明器具の会社の企画課に居た方が、この会社に入社したとのことでした。(道理でね、専務にはない感覚ですもんね…)
私はその日のうちに試作をお願いし「やっとコラボできますね」と言って、今回の展示会を後にしました。本当にすべての出逢いに感謝です。ありがとう!
2013.9.5 2013 飛騨の家具®フェスティバル
樅の木の伝道師
素晴らしい木のマグカップを見つけました。興味のある方だけでもこれは良いチャンスだと思います。私が岐阜高山に行った帰りにいつも寄るお店にあったので、色違いと形の違う4個、それと急須台を2つ買ってきました。
数に限りがあるので早い者勝ちにさせていただきますが、内藤が自信をもってお勧めします。
写真の形は「樽型」で紅色に見えるのは、「根来塗り」で最初に黒の漆を塗り、仕上げに紅の漆を下地の黒が少し見え隠れするように仕上げたものです。
そしてもう一つは漆黒の色に見えますが「曙塗り」と言って下地に紅の漆を塗り、仕上げに黒の漆で仕上げたものです。
もうひとつ形の違うマグカップは、「末広型」と言って、樽型とはまた違ったフォルムがステキですね。
私が今回、なぜホームページにこれを載せたのか?それには意味があります。というのは、木の素晴らしさをこのマグカップですべて伝えることができるのです。
熱い珈琲でもお茶でも冷めにくく、そして手も熱くならない。
もちろん、冷たい飲み物でも同じことです。せめて、自分の好きな飲み物を、そしてその時間を贅沢に過ごしていただきたいと思い、ここに載せたのです。
樅の木と同じで、原木からこのマグカップができるまで約一年半もの時間が必要です。 簡単に説明しますと
最低でもこのように手間を掛けていますから、大量生産は出来ないのです。すべて人の手、職人の技で作られます。好き嫌いはあるかと思いますが、もし気に入った方はご連絡くださいね。10個づつの計40個はご用意いたしました。
価格ですが、どの型もひとつ2,500円+送料です。でもご夫婦で揃えたいですよね。となれば、ジャパネット内藤がひと肌脱ぎましょう!送料込みで5,000円でどうでしょう。(ひとつの送料だけでも700円は掛かると思います)
あと、急須台ですが、ひとつ
2,000円
+送料と思ってください。
それと杉のランチョンマットですが素晴らしいことに、柾目で浮造り仕上げになっています。こちらは1枚
2,500円
、4枚なら送料込みの
10,000円
!(どうだ!)
どの製品もすべて手造りです。その素晴らしさをひとりでも多くの方に知ってもらいたい!ただそれだけなんです。ジャパネット内藤でした。
私の地元、引佐町での上棟祝い(上から失礼します)
餅投げ用の餅がズラリと並び、近所の方も並びます。
今回は理容店ということもあり盛大に行いました。
「良い眺め」と言っても人によって全く価値観が違うと思いますが、私にとっての「良い眺め」とは、写真のような、緑の山々が遠くまで連なる眺めです。
なんと豊かな景色でしょう!
この場に立つと心が豊かになり、感謝の気持ちが湧いてきます。
この素晴らしい場所に
木の家を建てさせていただくご縁に感謝いたします。
樹齢数百年の銘木も良いですが、見てください。
旧い木を生かし必要なところだけに新しい材を補うこの美しさ。
技術も、考え方も素晴らしいと思うのです。
いつもホームページを見ていただき本当にありがとうございます。
おかげさまで樅の木のファンが着実に増えているのを感じます。今後も新しい樅の木グッズなど、楽しめるモノ、役に立つモノ、喜んでいただけるモノを提供して行きたいと考えています。
もちろん樅の木に限らず、杉の一枚テーブル、広葉樹のテーブルなどオンリーワンのものをお届けしたいと思います。また「はごろも」という弊社の塗り壁もきっとご満足していただけるのではないかと思います。
まだまだ、形にしたいものが私の頭の中にた〜くさんあります。
例えば、下の写真の郵便受け。〒マークが分かるかな?
出し入れの工夫もバッチリ!
木の家には、やっぱり木の郵便受けですよね。
先日もご紹介させていただきましたが、
150年前の古民家再生のお手伝いをさせていただきましたので、動画を作ってみました。
暑い日が続いていますが、体調管理は万全ですか?
そういう私は特に何もしていないんですけどね…
でも、私がこうだ!と信じる家づくりを、
そうだ!って言ってくださる方にお届けすることは
苦労でも何でもないんですよね。
今回もご縁あって、内藤材木店としてつくらせていただきました。
ご縁があって、築150年の古民家をリフォームさせていただきました。基礎からつくり直していますが、必要以上に現代のライフスタイルに合わせないで、昔の端正な間取りを残してリフォームしてあります。
自分でつくっておいてなんですが、もうしびれるぐらい良い家ができたと思います。
今回は新しいプロジェクト設立のために九州に二日間行ってきました。もちろんマルサ工業、前田産業、そしていつもお世話になっている竹下社長の現場、そして天井・壁・床にこれでもかとモミの木を使用してある事務所兼展示室も見学させていただきました。
しかもすべて無塗装のモミの木のです。私もたくさんの現場を見学していますが、空気の質、そして爽やかさはモミの木の家の中でも3本の指に入ります。やはり、無塗装ということ、そしてモミの木を使用する面積と空気の質はイコールするということを改めて実感しました。
新しいプロジェクトに参加をする三人の方と一緒に行こうとしていたのですが、急きょムラモト社長一人になってしまいましたが、二日間お疲れ様でした。いかがでしたか?例えムラモトさんが、床材・木のプロであっても天地がひっくり返るほどの違いを感じていただけたのではないでしょうか?
これぞ「たかが樅、されど樅」なんです。
意識が高ければ高いほどその違いは分かるものだと思います。二日間の研修のうち竹下社長の現場と堂園大工さんの現場、そして昼食はみんなで「川辺のかつおラーメン」を食べました。とても美味しかったですよ。
里雨庵にもよてみんなで記念写真を撮り、今後のためにしっかりと体感をしていただきました。
ムラモトさんが竹下社長の展示室で一人床に座り、手で触ったり、浮造りを見たりしていた姿を私は見逃しませんでしたよ。
2013.6.18 新プロジェクト設立準備 in 九州樅の木の伝道師
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