衣食住で幸せを運ぶ 日本ISJ研究所

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材木屋から見た地産地消の矛盾

家(木材)は近くの山で育った木を使うほうが良い

と最近良く言われています。この考え方は間違っていません。正しい考え方でもあります。でも良く考えてください。大都会の人はどうするのでしょうか?近くに山なんてありません。奈良にしても、京都にしても昔は大木があり、あの大きな神社やお寺を建てることが出来ました。

今はどうでしょうか?

山を世話しても木を伐ってもお金にならず、若い人たちは都会に出て現金収入を得て生活しています。山が荒れ、木は死節だらけの板になって商品価値が下がってしまいました。こんな世の中となって、もう一度山にもどって木を育ててくださいと言えますか…?

私には言えません。

大切なことは、近くの山の木を使うことではなく、 

近くの山の木の世話をすることではないでしょうか?

モミの木

木は生きています。

良いところも悪いところも持ち合わせています。人と同じなんです。どこにどんなふうにこの木を使ってやればいいのか、木と会話をし、適材適所に使ってやることの方が大切なことのように思えます。

杉、桧、松、本当にすばらしい木です。

どこの木を使うから良いのではなく、日本の風土に合った木しか今は残っていないのです。日本を一つとして考えたら、

どの地方の木だって素晴らしい!

のです。

じぶんの目で確かめていますか?

モミの木も同じです。

日本を一つと考えるなら、地球も一つとして考えられます。

モミの種類だって世界に40種類を越えます。そのモミの中で

大事なことは作り手によって良くもなるし、悪くもなるのです。

作り手が思いを入れて作る製品は誰が見ても本当にすばらしいものです。

物事は、机上で語るよりも実際に自分の目で見て触れること。

昔から「百聞は一見にしかず」と言います。現在こそが、それではないでしょうか?商品の表示より、データよりも自分を信じ、自分の目で確かめることだと私は思っています。

もみの木の家

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