弊社九州支店の中崎邸の中身
弊社九州支店の中崎邸の中身をここで紹介します。 正直言うと、ビックリしています こんなにももみの木を理解し、木の適材適所を守り しかもスピンオフの素晴らしさを有言実行し、ISJオリジナルの羽衣の施工場所も熟知して実行している姿には頭が下がります。
外壁の仕上げにもスピンオフ!勿論内壁の仕上げにもスピンオフ!この素晴らしさは住んだ人でないとわからないかもね。 でもそれでいいんです。決めていただくのはお客様なのです。 そこに今後の中崎くんの言葉に重みが乗ってくると思いますよ。 自宅に使用しているんですからね。間違いなく素晴らしい家。

玄関ホールはとても大事ですね。中崎邸は玄関戸を開けるとまず出迎えてくれるのは、目には見えない空気感、そして何より下駄箱の矢羽に仕上げた職人手作りの引き戸!そして敷台にも矢羽加工の楠がお客様を迎えてくれます

リビングに入れば格子戸が日本の文化を醸し出し、楠の座卓が仲良く寄り添う夫婦をイメージしたオリジナルの物です。勿論床にはドイツモミの木のやすらぎを使用し、階段にももみの木を施工してあります。

和室にもふんだんにもみの木を使用してありますが、こんなにも職人の魂が入った天井には、言葉は何の意味も持たないものですね。想いというものはやはり伝わりますね。棟梁!本当にありがとうございます。感謝します。

天井には、今回ISJオリジナルのもみの木を使用しました。これも佐藤社長の想いです。ありがとうございます。今後はこのオリジナルの天井、壁用に提案していきたいと思います。
そしてキッチンの腰壁にはあえて経年美化したもみの木をレンガ積みにしてあります。梁には杉の木を野物で表しにしてあります。

こんな天井は嫌いですか?
でもちゃんとした理由があるんです。モミの特徴を最大限に生かし活用するのには表面積をどれだけ多く取ることが本当に大切なんです。天井格子にしてあるのもそんな意味があるのです。これをやらなければダメだと言うことではないのです。ただこんな方法もある事だけ知って頂ければいいんです。

階段にも一工夫してあります。職人さんの想いがわかりますね。手摺材には樹齢百年を超えた天竜杉を使用しています。

こんなにもみの木に囲まれたクロゼットなら、中崎くんの加齢臭も綺麗さっぱりと消臭してくれますね。

ここはフリースペースにもなるし、書斎にもなる。そしてある意味逃げ場所にもなる。
2017.6.22 樅の木の伝道師