衣食住で幸せを運ぶ 日本ISJ研究所
今回のモミカフェではすごく感動的な出逢いと、そして自分も頑張ろうとパワーをいただきました。ご夫婦とお子さん二人で参加をしていただいた高橋さん、ありがとうございました。
高橋さんは、樅の木の家を建てられ完成後4か月であの大津波ですべてを流され全壊したにも関わらず、キュウエイさんで建てられた住宅は、他の家の基礎も無いにも関わらず、基礎もしっかりと残り、驚くことなかれ山本周五郎の小説の「樅の木は残った」
そうなんです。一階全面の床に施工された樅の木の床は、そのまま残っていたのです。私も震災後に佐々木専務に「内藤さん、弊社で建てていただいたお客様の家が建てて4か月で震災に遭われ、すべてを流されたのですが、その家だけは樅の木の床がそのまま残っているんです」と聞いて、一緒に見に行きました。
正直びっくりしました。ほかの家を見ると基礎すら無い所が多いにも関わらず、「えっ、ここだけ!…」でも、お客様のことを考えると思いはフクザツでした。(当時の記事はこちら→)
でも、今回もう一度、樅の木の家をキュウエイさんに任せていただいたのが高橋さんでした。本当にありがとうございます。
そんな中、ご病気で奥様を亡くされ、参加していただいた方がいました。(震災で亡くされたと勘違いしていました。申し訳ありませんでした)
生前に奥様と「家を建てようね」と話をされていたそうです。そんな奥様の思いを「家」という形にしたいと考える中、今回のモミカフェに参加をしていただきました。私も齢を取るに従い涙腺が弱くなったかなと思うぐらい、旦那様とそんな話をしているうちに、こめかみが熱くなりました。
でもありがとう。本当にありがとう。小さなお手伝いしかできませんが、私にできることは協力をさせていただきますね。
それともう一人の方は、家を造るにあたって一番大事なことは「家族の健康」ということで、しっかりと勉強をされているように見えました。
私がいつも言うことですが、決まるのは自分です。どこで建てても「住宅」は出来るのです。でも私は「住宅」と言うより「帰りたくなる家」「健康増進する家」そんな家がいいなと考えています。お互い頑張って行きましょうね。
2013.6.8 アヴィエスホーム利府店
樅の木の伝道師
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