家づくりに大切なことは
家づくりに大切なこと、簡単に言えば「家づくりに参加する」ことかもしれませんね。でもそれができる会社とできない会社があります。これも仕方のないことです。
少しわかってほしいことがあります。業者といえどもプロとは言えない人だっているのです。その仕事に携わって、まだ年月の少ない人がいるのも現実です。それが良いとか悪いとかを言いたいのではありません。
誰もが一生懸命にやっています。責任と誇りを持って、壁塗りひとつとっても言えることです。ローラー仕上げ、コテ仕上げ、簡単にできるようで奥が深いのです。せめて、自分の室のぬり壁は自分で施工したいと思っている人はたくさんいると思うのです。
もし自分の参加を許してくれる会社があったら、せめて少しの面積でもいいから施工をしてみたらどうでしょうか?簡単そうにやっている職人の技術が、参加することできっとわかっていただけると思います。
私が思っているプロとは、きれいとか速さではなく、そこに優しさが入って初めてプロと言えるのかなと思います。やっぱり優しさがないと出来上がったものがとげとげしている感じがします。
出来上がりが自分の感性とは違う仕上がりになったとしても、自分でやってみると本当に難しいことが体感できると思いますよ。今回は、理解あるお客様との出会いもあり、「私たちの室は私たちがやりたいのですが…」
私は、待ってました!
と心の中で叫んでいました。ここがすごく大切なのです。私は職人さんが大好きです。ですから、そのほんのほんの少しでも良いのです。気持ちが伝わっていただければ…。
写真をみてください。
スピンオフのコテ仕上げとローラー仕上げをご家族で施工(セレモニーじゃなく体験でもなく「施工」ですよ)していただきました。
お疲れ様でした。でもみんないい顔してるよね。
2016.7.4 樅の木の伝道師