旅行に行くよりも贅沢な自宅のお風呂
ご紹介するお客様は、昨年のもみカフェで一度お会いして、それ以来会っていませんでしたが、キュウエイの常務さんから「内藤さん、もう完成間近なので見に行きませんか?」と言われ、すかさず「ハイ!」と答えてクルマを塩釜まで走らせました。
そのお客様は、モミカフェのときに私にこう質問をされました。「ベッドはもみの木で造れますか?テーブルは造れますか?」私は、「はい!全てご希望であれば造ることができますよ。」とお答えしました。…と、ここまではまだ普通の会話なんですが、次の質問がこうでした。
「浴室・カベ・天井、それと、浴槽をもみの木で造ってください」
イヤー、びっくりしました…。
まさか、浴槽をもみの木でと言う人には会ったことがなかったからです。私も今までに5棟ぐらいは木の浴槽を造ったことがあります。木曽桧・サワラ・高野槙、高野桧にそして、杉の赤味材などですが…。私はその方に言いました。「10年から15年ぐらいは木でも大丈夫ですよ!水温45℃ぐらいまでは入ることができます。そして、何といっても木の香り、水滴、水のやわらかさなど他ではゼッタイに体感できませんよ」と…。
お客様に詳しく伺ってみると、旅行などに出かけることは無いそうで、「私は家に居て、もみの木に囲まれ、そして一番のぜいたくは、もみの木のお風呂に入ること!これが出来たら、そんなにうれしいことは無いんです!」私はその言葉に感動しました。そして常務に「私はこのお客様に幸せになってもらいたいので、もみの木のお風呂はゼッタイに造りますから、お手伝いをしてくださいね」と…
そして出来ましたよ!本当に素晴らしいお風呂です。
こんなお風呂が出来ると家というものは、一段と格が違って見えるモノですね。工務の方も本当にがんばっていただきました。職人の方の心遣いも、垣間見ることができました。写真を見ていただければお分かりいただけると思いますが、「一度入ってみたくなる」と言うよりも、もう、
「これが家というものなんだ!」
と思いますね。
こんな素晴らしい出会いをさせていただいて本当に、本当にありがとうございました。お客様からも感謝の言葉をいただき、思わず涙がこぼれました…。これからも末永くお付き合いしましょうね。
写真を掲載させていただきました。 ありがとうございます。