<「さわやかさん」 ご使用にあたって>
「さわやかさん」は自然素材と食品糊を原料に使用している安心な壁材です。しかし、「さわやかさん」の機能を発揮させ、美しく仕上げるためにはいくつかのポイントがあります。
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お客さまの仕上げ希望を良く確認して下さい。 |
1.
「さわやかさん」は石膏ボードに直接塗れる壁材です。仕上げ表情は塗りっぱなし、撫で切り、パターン仕上げ、引きずり仕上げ等の仕上げが向いています。合成樹脂は使用しておりませんので、押さえすぎると機能が落ち、テカリや色むらの原因となります。
2.
梨肌状の平滑な面(ナチュラル・フラット)がご希望のときは必ず専用の下地材を使用してから「さわやかさん」を塗って下さい。但し、漆喰壁ほどの平滑な面はつくれません。(薄いコテ波は残ります。)
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巾木の施工を標準として下さい。
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適合下地 |
1.
石膏ボード 12.5mm厚ベベルエッジ(Vカットボード)
⇒費用は変わりませんので「3x8ボード」を使って極力継ぎ目を少なく
して下さい。
「さわやかさん」はこの石膏ボードの水引スピードにフィットするように配合してあります。この吸水率より著しく水引スピードが速い場合や逆に遅すぎる場合は下地調整材で調整して下さい。
2.
石膏中塗り(ラスボード)
3.
モルタル金コテ仕上げ 4.コンクリート面
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合板・ベニヤ下地は不適です。どうしても施工する場合は、カチオン系のアク止めシーラーを十分塗って下さい。(藤倉化成鰍フ「シミカットS」をお奨めします。素材の異なった下地がある面は、吸水スピードが同じになるように下地処理して下さい。)
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ラスボードは石膏が見える部分と紙で覆われている部分とでは水引スピードが異なりますので石膏等中塗り後、シーラー処理(3〜5倍希釈液)が必須です。水引を均一にして下さい。石膏ボードの紙が破れていたり、小口部分などが壊れて石膏がむき出しになっているところは同様に処置してください。放置したまま塗るとひび割れや色むらの原因となります。
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モルタルやコンクリートの場合は、不陸や汚れ(特に油汚れ)がないか確認して下さい。また、水引が激しい場合は日本化成の「NSハイフレックスHF-1000」の5倍希釈液を全面に塗布して、水引スピードを調整して下さい。コンクリート面には水打ちをしないで下さい。(色ムラの原因となります。)
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「さわやかさん」の保管は湿気の少ないところに置いて下さい。 |
「さわやかさん」が届きましたら施工までは湿気の少ないところで、直置きしないで保管してください。
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養生と下地処理・ジョイント処理をしっかりと。 |
下地が施工基準通りに施工されているかまず確認して、下地が動いたりする不安な箇所は補強してから養生と下地処理をして下さい。
「さわやかさん」を水で練ると、アルカリ性を示します。無垢の木材の柱やフローリングに付くと「シミ」が残ってしまいます。養生テープやシートでしっかりと養生してから作業して下さい。(養生テープは塗り厚を逃げて貼って下さい。)
適合下地欄にもありますが、下地の同一面に吸水率の異なる部分があると要注意です。また、継ぎ目や入り隅・出隅部分、窓際部分のところがひび割れの起き易い箇所です。シーラー及びジョイント処理材とグラスファイバーテープで補強して下さい。
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ジョイント処理材はJIS規格の石膏ボードと水引スピードを合わせた専用のバイオ・ジョイント処理材(ESJ)をご使用下さい。他のジョイント処理材をお使いになる場合は、必ずテスト施工し、水引スピードを確認し、色むらやひび割れの原因とならないことを確かめてご使用下さい。
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ビス頭、ボード継ぎ目部分や入り隅・出隅部分にはジョイント処理材を塗り、継ぎ目部分や入り隅・出隅部分はグラスファイバーテープで補強して下さい。また、石膏ムキだし部分や切り付け部分がある場合はその部分をシーラー処理した上でジョイント処理材とグラスファイバーテープで補強して下さい。 塩ビやプラスチック製のコーナービートは使用しないで下さい。プラスチック製は水を吸わないため、滑ったりして施工しにくく、コーナーが綺麗に仕上がりません。既に施工してある場合は、シーラーに7号珪砂を混ぜたものを刷毛で塗って、テープ補強してから施工してください。(シーラーは日本化成鰍フ「NSハイフレックス」、昭和電工鰍フ「ハイモルエマルジョン」をお奨めします。シーラーを塗って乾くまではアレルギー体質の方が反応することがありますので、お施主さまの確認をとってください。)リフォームでビニールクロスがまだしっかりしていてビニールクロスに塗る場合はアク止めとして藤倉化成鰍フ「シミカットS」をお奨めします。)
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1.5mm以上の不陸はジョイント処理材、下地材で調整して下さい。
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石膏ボードでの入り隅・出隅部分には石膏むき出しのカット面を付けないようにして下さい。
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下地処理が大変でも、下地処理をしっかり施工することで安心で美しい仕上がりが決まります。
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「さわやかさん」 を水で練るにあたって |
1.
基準水量を必ず守って下さい。粉10Kgに対し水5.7Kgです。
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基準水量を誤ると「色むら」、「クラック」、「テカリ」、「白華」、「粉浮き」などの原因となります。
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10℃以下の冷たい水は避けて下さい。
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最初に練るときは、必ず水を計量して練り加減を確認してください。
2.「さわやかさん」は吸放湿性の高い材料を使用しておりますので、締まりが早い性質があります。
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1時間の作業量程度を作り、一度に沢山作り置きしないで下さい。材料がムダになるばかりでなく、硬化したものをムリして使うと粉浮きの原因となります。
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長時間の休憩が入る場合はラップなどをかぶせて硬化を防いで下さい。
少し固くなったときは再度良く攪拌してご使用下さい。特に色物の「さわやかさん」の場合途中で水を注ぎ足さないで下さい。色むらの原因となります。
3.バケツに基準水量の水を入れ、「さわやかさん」の粉を8割程度入れ、良く攪拌して下さい。十分に練れたら残りを徐々に加えて最低5分間は攪拌して下さい。
練り始めは固いですが、2〜3分後にはソフトクリーム状の粘度になります。
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仕上げ方法 |
1.
下地処理材が良く乾いてから塗って下さい。
2.
大きな壁面の場合は材料の水引が速いので、職人さんを増やして一気に塗り上げて下さい。(塗り継ぎムラを出さないために!)
3.
仕上げは塗りっぱなし、撫で切り仕上げ、パターン付け仕上げが標準で、1.5mmの塗りつけを2〜3回で行う感覚で塗りつけて下さい。何度もこすったり、押さえたりしますと乾燥してからムラに見えてきたなくなります。
平滑な仕上げ面(ナチュラル・フラット:梨肌状)をされる場合は専用の「下塗材」を塗り、完全に乾燥してから「さわやかさん」を塗りつけて下さい。さらに下ゴスリして、追っかけで塗っていくと仕上げやすいです。水が引き始めてからの押さえは「色むら」や「ス」の開く原因となりますので避けて下さい。やむを得ない場合は「プラスチックコテ」で仕上ると比較的頁岩が転がらずに仕上げられます。
4.
引きずり仕上げやランダム仕上げの場合は、表面の水が引き出す直前に行って下さい。
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順調な乾燥には室温が15℃〜25℃が最適です。室温が低く乾燥が遅いと白華現象が出やすくなります。10℃以下で室温が低いときは室内をあたためて下さい。また送風機などで塗った面に直接風を当てる強制乾燥はしないで下さい。(色ムラ・ヒビ割れの原因となります。)
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夏場、直射日光がさす場所は急激な乾燥が起こりドライアウト現象となることがありますので、直射日光をさえぎって下さい。
5.「さわやかさん」には臭いの吸着力アップのため珪藻頁岩が入っています。頁岩の粒径は1.5mm未満です。コテのガリガリ感が丁度出なくなるところが標準塗り厚の1.5mmです。
1.5mm厚で塗って1袋(=10Kg)で約7u(2坪)です。厚みに余裕を持って塗っていきますと厚みが増える分、材料が不足しますので注意してください。
特に、コテ波残し等の仕上げでは厚みをとりますので、1袋で5.5u見当で材料をお手配下さい。
ナチュラル・フラット仕上げの場合は、1袋で4.5u(1坪強)見当で材料をお手配下さい。
(株)日本ISJ研究所