衣食住で幸せを運ぶ 日本ISJ研究所

〒431-2533 静岡県浜松市浜名区引佐町四方浄78-10

053-528-3768
053-528-3769

天然木の生命力の素晴らしさ

木は簡単に言うと、天然木と植林木がある。日本の国土の約70%が森林であり、その中の40パーセントは植林材である。残りは雑木類であり、その種類はとてつもなく多品種である。私が扱っている樅の木は天然木で、植林せずに種から生き延びてきた素晴らしい生命力のある木である。

その種の数たるや数万にも及ぶが、1年で芽が出るわけではないのである。何年も何十年も土の中で、芽生えの日を待ち続けてそのうちに死んでしまう種もある。芽生えるためには条件があり温度、水、酸素そして冬の寒さも必要なのです。

天然木樅の木

数万の種の中から、芽生えの仕組みがプログラムされている。その中で育っていくには、光の量や土の中の深さも必要であり、ミズナラのどんぐりのうち、大木になるのは100万分の1以下なのです。

世界で最も高い木はビルの30階建と同じ高さで、樹高はなんと110メートル以上ある。木は光合成をしないと死んでしまう、しかも110メートルの高さまで土の中の養分や水分をあげなければいけない。それは水の張る力とくっつく力である。葉で水が失われると枝や幹から水を引っ張り、水の分子は互いにくっつく力が強く、引っ張りくっつくその繰り返しをして、110メートルの高さまで持ち上げていくのである。素晴らしい樹の力である。

人が生まれる場所を選べないように木も芽生える場所を選べない。種は風に飛ばされ動物に運ばれる。しかし多くは芽生えることなく鳥や動物に食べられ死んでいく。生き残ったとしても、そこにはとても厳しい環境が待っているのである。

天然木樅の木

2016.5.16 樅の木の伝道師

もみの木の家

お知らせ

もみカフェでお待ちしています

お問合せ・ご相談

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
053-528-3768