衣食住で幸せを運ぶ 日本ISJ研究所

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無事に建前を終えたことに感謝して

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時流に添えない家造りかもしれませんが、それでもいいんです。 出来上がった時にお客様が喜んで頂ければ。そして お客様が思っていた以上の家造りが出来た時、初めて そこから感動が生まれるような気がします。そんな家を これかもある意味わがままに真摯に頑張っていきたいと思います。そして今日来て頂いた方々にも心より感謝致します。 一期一会の縁にありがとうの言葉を添えて。

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野物が3本掛かりました。この上に…、

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シバリが押さえ込み、小屋組全体のブレを無くします。これが肝心です。

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素晴らしい先人の知恵を今に残していきたいと思います

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簡単に言うと、人が握手している状態と思ってください。 

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木の家が好きな人はこの指とまれ。

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建前の最後のしきたりは、地方によって少し変わりますね。 

2017.4.30 樅の木の伝道師

天然もみの木 やすらぎの家 上棟

4月30日に新都田で平屋の家の上棟がありました。 名付けて 「天然もみの木 やすらぎの家」この方もお客様のご紹介で縁あって内藤材木店で施工します。 勿論、木を適材適所に使用された家となります。 構造材には天竜杉の天然乾燥された梁桁を使用し、土台には 石川県の能登ヒバを使用します。 時間のある方、木の家が好きな人は駐車場もありますので、 木の家が徐々に立ち上がっていく姿を見るのも良いかもしれません。

これからはこんな木の家を建てたい人に 出会えると嬉しいですね。今日もこれから建てる方も見学に行きますと嬉しい言葉を頂きました。やすらぎのできる家としてここ都田にまた1件増えました。ありがとうございます。感謝! 桁、梁材は樹齢120年の桁背が36センチの天然乾燥の天竜材です。



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裏桁が収まりました。



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奥の間仕切りの梁がいい感じです。 

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棟梁が全体に目を配っています。



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長さ8メートル弱のヒノキの野物材です。全て化粧となります。この家には4本の太さ30センチのこの材を使用します。



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いつ見ても野物材は安心感を与えてくれます。


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踏み天に使用する天竜材の杉材です。幅は24センチあり

勿論天然乾燥材です。

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軒天に使用する天竜材の板です。

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2017.4.30 樅の木の伝道師

樹齢150年の三河杉でつくった座卓

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愛知県刈谷市のお客様から、内藤さん座卓を作って下さい!との依頼を受け時間の合間を見て私が作ってみました。もうどれほど作ったのかわかりませんが、私は木をいじっているこの時間が大好きなのです。木は同じ物は一つとしてなく、それが面白くそれが縁だと思います。

良いとか悪いとかではなく、その木と出会える事ができたのも、やはり縁なのです。偶然ではなく必然なのかもしれません。


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樹齢150年の三河杉です。杉板は耳付きですが、少し私の思いを入れてみました。脚は杉の柾目材です。

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天板の幅が2メートルあり、お客様の希望が1600mmで良いというので、400mmの小さなテーブルも作りました。普段は1600mmで使い、お客様が多い時には写真のように
つなげて使えば、大人数でも対応できます。


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角があると危ないから面を取ってあります。


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小さなテーブルは、何にでも使えますね。棚でも子供の机でもいいんです。角があると危ないから面を取ってあります。


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2017.4.21 樅の木の伝道師

浴槽に木を使う

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浴槽に木を使うなんて信じられない!

そうですよね。でも聞いてほしい!確かに木は腐り朽ちて行くものです。 朽ちないものが良いもので、朽ちるものは悪いもの? 違いますよね。人は必ず朽ちて行き土に還ります。本来家に使用するものは土に還るものを使用すべきかと思います。

手入れが大変?イヤイヤ生きてる人間の方が、浴槽の手入れより大変ではないですか?このお客様も28年前に家を建てさせて頂いた方なのですが、今回もまた私に依頼して頂き本当に嬉しい! でもこれだけは妥協できないので内藤さん、浴槽は木にして欲しい! たったこの一言に、私の胸が熱くなった事を覚えています。 その方曰く、木の浴槽にしか入った事がないから家族みんなが 新しい家になっても浴槽は木にしてね!これが家族の願い!

木の浴槽は贅沢!という人もいるでしょうね。でも違うんですよ。家のどこにお金を使うかだけなんです。この浴槽の木は樹齢200年の木曽桧を使用しています。壁天井には木曽のサワラを使用し、水に強く耐久性がありカビの繁殖も少ないのです。 これからはこんな浴室を作る人も少なくなって行くような気がしますが、せめて木を適材適所に使える人がいる限り、そしてわかってくれる人がいる限りは、少しでも伝えていきたいと思います。木の素晴らしさを伝えるひとりの人間として!

2017.4.7 樅の木の伝道師

もみの木の家

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